IT導入補助金はきっちり準備して三次公募を狙うべし!

IT導入補助金とは

 

 IT導入補助金とは、ソフトウェアやITサービスを導入しようとする中小企業・小規模事業者に対して、その事業費等の経費の一部を補助することにより経営力向上を図ることを目的とした補助金です。

 

約13万社を対象に500億円を予算化

2017年度補正予算で500億円を確保したIT導入補助金制度。

 

初の実施となった2016年度補正予算における事業費は100億円だったため、これと比べると事業費は5倍。

より多くの中小企業・小規模事業者が制度の恩恵を受けられる。

 

具体的には13万件程度の採択を見込んで制度設計されている。

 

 

採択件数が1万件弱にとどまった一次公募

 

6月14日に公表された1次公募の交付決定の結果によると、

交付決定された事業者数は9248社、補助額は約35億57百万円でした。

ここから推定される1社あたりの平均補助額は約38万円になります。

 

計画13万件のうち、約1万件を消化。

金額ベースでは500億円のうち、36億円を消化。

 

 

二次公募の採択は11633件

 

6月14日に公表された1次公募の交付決定の結果によると、

交付決定された事業者数は9248社、補助額は約35億57百万円でした。

ここから推定される1社あたりの平均補助額は約38万円になります。

 

計画13万件のうち、約1万件を消化。

金額ベースでは500億円のうち、36億円を消化。

 

IT導入補助金の二次公募の採択結果が8月15日(水)に発表されました。

 

これまでの採択件数は

1次公募  9248件

2次公募 11633件

合わせても、20881件、約2万件となっています。

 

 

 

三次公募でも10万件の予算が残っていると思われる!

 

一次公募と二次公募を合わせて、計画500億円のうち、約80億円を消化されていると思われます。

 

そのため、三次公募以降で約10万件の予算が残っている計算となります。

(ただし、三次公募の公募要領が変わらない場合)

 

 

四次公募の可能性も・・・・

三次公募まで予定されていましたが、IT導入補助金事務局のサイトには『公募の回数は、原則として3回としますが、採択予定数に満たない場合には追加公募を実施することとします。』とあるため、四次公募の可能性もありそうです。

 

 

三次公募は9月上旬に開催される予定となっています。

IT導入補助金事務局サイト

 

 

IT導入補助金の概要について

 

 サービス等生産性向上IT導入支援事業(IT導入補助金)は

 

「足腰の強い経済を構築するため、中小企業・小規模事者等における生産性向上に資するITツール(ソフトウェア、サービス等)を導入するための事業費等の経費の一部を補助することにより、中小企業・小規模事業者等の生産性向上を実現することを目的としています。」(参考:経済産業省サイト) 

 

 

◆経費区分及び補助率、補助上限・下額額

  • 経費区分  ソフトウェア、クラウド利用費、導入関連経費等
  • 補助率   1/2以内
  • 補助上限額 50万円
  • 補助下限額 15万円

 

 たとえば、制作費用100万のホームページを開設する場合、最大で50万の補助金を得られます。

 ➡ IT導入補助金 で ホームページを開設してみませんか?

 

 

◆IT導入補助金の公募条件

  IT導入補助金の交付申請に必要な条件は

  • 経営診断ツールを用いた経営課題の分析
  • 労働生産性向上を目標とした計画の作成

 補助事業を実施することによって

  • 3年後の伸び率1%以上、4年後の伸び率1.5%以上、5年後の伸び率2%以上、またはこれらと同等以上の生産性向上を目標とした計画を作成すること。
  • 労働生産性の向上を目的とした計画および導入するITツールによる生産性向上指数に類する独自の数値目標を作成すること。

 

 ※労働生産性の計算式:粗利益 /(従業員数×1人当たり勤務時間(年平均)) 

  • セキュリティ・アクションの宣言
  • おもてなし規格認証の取得
  • IT導入支援事業者を含む第三者による総括的な確認を受けること

 となっております。

 

 


申請業務はIT導入支援事業者に登録されているIKCが全面的にサポート

 

小規模事業者持続化補助金、ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金、経営力向上計画、経営革新計画などの補助金申請にも慣れているIKCだから安心してお任せください。

  

 

有用なITサービス(ツール)の活用イメージを持つには・・・

  • まず、今の活用イメージを認識することが重要です。さらに、過去に遡ってどのようにして今があるのかを認識することもポイントになります。
  • そのうえで、上記の生産性向上の視点のうち、どこに取り組んでいくのかを検討し決定します。世の中には数多くのITサービス(ツール)が溢れている中から最適な1つを選ばなければなりません。また、他社が成功しているからといって、ビジネスモデルが異なる自社が成功するとは限りません。

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