データを活用できている企業には共通点があるということが、これまでの研究からわかっているそうです。
それは、その組織のあらゆる意思決定者が毎日、業績データをすぐに利用できる状態にあるということです。
そのような企業は、
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業務データについて一つの明白なソースを確立すること。
- 全階層の意思決定者にほぼリアルタイムにフィードバックをおこなうこと。
- 意識的に業務ルールを明示し、事実を踏まえて定期的に更新すること。
- 日常的に意思決定をおこなう従業員に対して質の高い教育をおこなうこと。
をおこなっているのです。
データ活用を、全社的な取り組みとして考えることも必要ですが、むしろ、部門や部署などの機能単位で取り組んだほうが、データの利用法を思い切って改善しやすいのです。