ホームページを持たれていない企業あるいは事業者は減ってきています。
そして、ホームページのアドレス(独自のドメイン)を持たれていなくとも、商工団体などが運営しているサイトを利用されている事業者も見られます。
しかし、「ホームページを持っているけど、ほったらかしている」という声もお聞きします。
ところで、あなたのホームページは事業の役にどれくらい立っていらっしゃいますか。
☑ホームページを持っていることに意義がある。
☑会社紹介や商品パンフレットなど紙媒体の代用にもなっている。
☑協業のオファーもくる。
☑見込み顧客からの資料請求や問い合わせもくる。
☑顧客からの注文もくる。
☑販売代金の決済もされる。
当初、どのような目的でホームページを持たれようとされたのでしょうか。
そして今、その目的をどのくらい達成されて、どのような効果を得られていらっしゃるのでしょうか。
少しでも効果を上げていきたいと感じていらっしゃるならば、
どのような目的でホームページを持たれて、それを誰がどうやって運用するのかを見直してみてはいかがでしょうか。
ホームページの見直しの手順をご紹介いたします。
ステップ1:ホームページの目的は何か!
事業内容に基づき、ウェブサイトに期待する役割(ゴール)を設定します。
そして、ウェブサイトでどのような成果が出せるのか、ウェブサイトの目標値を設定します。
役割(ゴール)とは、ウェブサイトのどんな訪問者に、どんな利益があるかを伝え、訪問者にしてもらいたいアクション(購入決済、問合わせ、資料請求、会員登録など)を明確にしたものです。
ステップ2:どのような訪問者にどのようにアプローチするか!
求めている一番の訪問者がどのようなものであるかを明確にし、必要なコンテンツやウェブマーケティングの施策を決定します。
顧客やライバルの動向、ウェブサイトを活用する事業の対象をもとに、一番の顧客がどのようなものであるかについて仮説を立てます。
その上で、明確にしたターゲットが欲するコンテンツ(商品やサービスなどの説明文、画像、ネットショッピング、メルマガ、ブログ、フェースブック、スマホサイトなど)やその導線を設定し、
ステップ1で立てた目標を達成するための施策(イベント告知、価格や在庫情報などの提供、リスティング広告、メルマガ、メディア露出などのリアルプロモーションとの連携など)を決定します。
ステップ3:ホームページ見直しの行動計画の作成
ウェブマーケティング施策に対する行動計画を具体化します。
ウェブサイト全体の構成、各コンテンツの導線、画面遷移などを設計し、それに必要な商品やサービスなどの説明文、画像、動画などを準備します。
ウェブマーケティング施策やウェブサイト制作に掛かる費用、制作スケジュールなどを明確にします。
ここまでが、ウェブサイト見直しの企画・計画になります。
以降、ウェブサイト制作及び運用・効果測定と続きます。
ウェブサイト制作及び運用・効果測定は外部委託されたり、自社内で対応されたりとケースバイケースのように見えます。
「ホームページを持っているけど、ほったらかしている」という声をお聞きすると、とても勿体ないことに見えますので、ご紹介させていただきました。
少しでも、お役に立てていただけると嬉しいです。