SWOT分析による「機会」を整理するときのポイント

 SWOT分析は、経営戦略を立てたり、中期経営計画を策定する際に、自社の状況を分析するのに活用されます。

 自社の状況を内部環境と外部環境に整理し、自社の今後の進むべき道や戦略代替案を導き出すフレームワークです。

 

 このSWOT分析で行われる自社の「機会」を整理するときのポイントについて解説いたします。 

  • 新規参入業者ができると、市場はどう活性化されるか
  • 発展している同業者は、市場ニーズにどのように合っているか
  • 顧客がメリットを感じて購入してくれるのは、どういう商品サービスか
  • 不況や経済危機、倒産の増加は、自社にどうプラスか
  • 政府の経済対策、規制緩和、規制強化は自社の市場にどうプラスか
  • IT化、インターネットの普及で可能性のあるビジネスチャンスは何か
  • 今後のどういう変化がどういう新たな顧客層を生むか
  • 今後の技術革新で、自社の市場ではどういうビジネスチャンスがあるか
  • 技術革新、グローバル化でどういうコストダウン可能性があるか
  • 顧客や市場の勢力図はどう変化し、どういうゾーンが顧客になりうるか
  • 全世界的な環境問題への取り組みでは自社の市場にどうプラスか
  • 環境変化、競合変化による仕入先、外注先の変化はどうプラスか