7月22日、小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)2回目(6月5日締切分)の採択結果が発表になりました。
気になる採択率は!?
申請件数24380件対して、採択件数19833件でした。
つまり採択率は81%
「コロナ特別対応型」の1回目のと比べて、採択率は大きく変わらないようです。
申請件数も採択件数も約3.6倍に増えました。
1回目に比べて補助金が認知されて、申請期間に余裕があったからでしょうか。
当社が支援させていただいた4件はすべて採択されて、ほっとしています。
「コロナ特別対応型」の3回目受付締切は8月7日です。
3回目より「支援機関確認書(様式3)」は「任意」提出書類になりました。
「支援機関確認書(様式3)」は地域の商工会議所あるいは商工会が申請書一式を確認して発行するものでしたが、支援機関の確認を得ずに申請できるようになりました。
「支援機関確認書(様式3)」の添付有無は採択審査上、影響はないそうです。
今が一番大事! でも「コロナとの共存」はもっと重要!
例年に比べてもかなり採択されやすい状況が続いています。
ビジネスチャンスの分析を先行させて、自社の強みをさらに活かしていきましょう。
「コロナ特別対応型」の補助対象事業について
地道な販路開拓等(生産性向上)と同時に、コロナ禍の取り組みに対し補助対象経費の1/6以上の投資を行う必要があります。
地道な販路開拓等とは?
- 販促用チラシの作成、送付
- 展示会、商談会への参加
- 新商品を陳列するための棚の購入
- ネット販売システムの構築
- 新商品の開発
などです。
コロナ禍の取り組みについて
1.サプライチェーンへの毀損への対応【A類型】
顧客への製品供給を継続するために必要な設備投資や製品開発
- ワイヤーハーネス内製化による電解次亜水生成装置供給増加
- 医療・健康機器向けの導電性ホック端子製造用プレス機導入
- CADデータ内製化による生産工程の短縮と新規顧客の獲得
- 大型3Dプリンターの導入によるドローン部品の自社内製化 など。
2.非対面型ビジネスモデルへの転換【B類型】
非対面・遠隔でサービス提供するためのビジネスモデルへ転換するための設備・システム投資
- EC販売で売り上げアップ&設備投資で利益確保
- 風景と再会を届ける公式ECショップの開設
- WEB版野外焼肉セット販売事業とPB商品の販売拡大の取り組み
- 新型コロナから顧客を守る非対面型カタログ販売システムの確立
- ECサイト制作、会員専用カルテページ付きサーフボード販売
- 配達とテイクアウト拡充による販路拡大計画
- 液晶パネル券売機による接触機会の削減及びインバウンド獲得
- テイクアウト増産体制構築のための設備投資
- 客室を改装した「お食事処」の設置による非対面型食事提供
- セルフレジの導入による人員削減・業務効率化と感染防止対策
- 宿を非対面運営へ転換、携帯端末充電設備整備、客室洋室化
- 民宿営業を非対面、自動化する宿泊運営システムの構築
- 風景と再会を届ける公式ECショップの開設
- 屋外工事対応強化のための重機購入
- 工事完了まで一切対面せずに塗装を可能とした周知事業
- 学習補助サイトの作成とオンライン指導に向けた電子黒板の導入
- オンライン音楽教室の開設による販路開拓事業
- 企業向けオンライン研修提供事業
- VRを使用した入居者募集販路の開拓と競争力強化 など。
3.テレワーク環境の整備【C類型】
従業員等がテレワークを実践できるような環境を整備すること。
- 高断熱高気密住宅での販路拡大と工事管理のクラウド化
- 住宅用耐震リフォーム用鉄骨のオンライン営業体制の確立
- 情報ロボット活用による、テレワークスタッフ生産性向上計画
- 事務所機能のキャリーアウト化で販路開拓とテレワークの実施
- 営業拠点統一と遠隔業務の充実化っで生産性向上 など。