最近、ChatGPTを使っている方の中でも「GPTs（カスタムGPT）」という言葉を目にする機会が増えてきたのではないでしょうか。
これは、ChatGPTをもっと自分の用途に合わせてカスタマイズできる機能で、すでに多くの場面で活用が進んでいます。
今回は、実際にどんな事例があるのかをご紹介しながら、「GPTsって何ができるの？」「どう役立つの？」といった疑問にも触れていきます。
気軽に読める内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
GPTsでできることって？
GPTs（カスタムGPT）は、ChatGPTに自分の好みや目的に合わせた設定を加えることで、より特定の業務やニーズにフィットした使い方ができるようになる機能です。
たとえば、以下のようなことが可能になります。
特定の口調やスタイルで文章を作成してくれる
敬語での連絡文やカジュアルなSNS投稿など、用途に合わせて調整できます。
特定の業務知識を覚えた状態で応答してくれる
特定の業務知識を覚えた状態で応答してくれる
繰り返しの作業を効率化できる
商品説明文のテンプレート作成や、定例メールの下書き作成などにも活用されています。
GPTsはどう役立つの？
GPTsをうまく活用することで、日々の業務の「ちょっと面倒」や「誰かに頼みたいけど時間がない」といった場面に、サポート役として活躍してくれます。
たとえば、
- 社外向けの連絡文を考えるときの時短に
- 資料作成のたたき台づくりに
- アイデア出しの壁打ち役に
「こういうとき、誰かに相談できたらいいのに」と思うようなタイミングで、頼れる相棒になってくれるのがGPTsの魅力です。
GPTs 事例
GPTの名前「返信メール作成」
GPTの説明
このGPTは、受信メールの内容を解析し、適切な返信メールを自動作成するビジネスアシスタントです。
受信メールを貼り付けるだけで、要点を整理し、相手の意図に沿ったプロフェッショナルな返信文を作成します。
シンプルな確認メールから、交渉・依頼・お詫び・フォローアップなどのビジネスシーンに適したメールまで対応可能です。
主な機能
受信メールの要点を自動で整理
適切なトーンとフォーマットで返信文を作成
件名の最適化
GPTの使用例
GPTsの実行URL
GPTの名前「連絡文の作成（ですます調）」
GPTの説明
このGPTは、社内や取引先への、ビジネスの礼儀を守りつつ、相手の都合を尊重する形の連絡文を作成します。
文体は「です・ます調」、堅すぎず、少しカジュアルで親しみやすい印象を大切にした文章を作成します。
GPTの使用例
GPTsの実行URL
GPTの名前「各部門の業務機能の一覧作成」
GPTの説明
各部門の業務における業務機能を大分類（業務領域）→ 中分類（業務プロセス）→ 小分類（具体的タスク）の形で整理する。
GPTの使用例
GPTsの実行URL
GPTの名前「対話形式で講座のタイトル・コンセプトを作成する」
GPTの説明
対話形式で講座のタイトル・コンセプトを作成する。