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IPAとNTT東日本が緊急開発した「シン・テレワークシステム」を使ってみた

NTT東日本と情報処理推進機構(IPA)は4月21日、契約やユーザー登録不要で利用できるシンクライアント型VPN「シン・テレワークシステム」の無償提供を始めた。


新型コロナウイルスに関する政府の緊急事態宣言や在宅勤務への社会的要請を受け、筑波大学やKADOKAWA Connected、ソフトイーサなどの通信の専門家と連携して開発したという。

無償提供で設定も簡単

  • 契約やユーザー登録不要で利用できる
  • 無料で利用できる
  • 約30分で初期設定できて利用開始できる

特長はシンクライアント型VPN

  • 事務所のPCに接続して自宅で業務できる
  • 事務所のPCの画面と同じものが、自宅のPCの画面に表示される
  • VPN接続(特定の人のみが利用できる仮想の専用ネットワーク)なので安全性が高い
  • 事務所のPC内(サーバーも含む)にあるファイルを持ち出せない(自宅のPCにコピーできない)
    ※ファイル共有設定をONにすると持ち出し可能にすることも可能です。

シン・テレワークシステムの仕組み

実際に使ってみた!

  • 自宅PCと事務所PCはタイムラグがほとんどない
  • 若干遅れてカクカクした感じであるが、問題なく使用できる
IPA-NTT東日本のシン・テレワーク
手前が自宅PC・奥が事務所PC

タスクマネージャを起動して終了するまで操作をビデオに録りました